円高インパクト

今日は、

「円が一時、76円台になりました!」

という衝撃のニュースで、朝、目が覚めました。

「何故、こんな大変な時に、円が買われて、円高になるの?」

という素朴な疑問を持つ方が多いと思います。

私が調べた限りでは、「日本の損保が震災での保険金の支払いのために外貨を円転する必要があり、急速な円買い(実需)が発生したため」というのが理由のようです。」

多分、この流れを予想して、先に円を買って、利ざやを稼ぎたいという、投資家の円買いも相俟って、この急激な円高が生まれたかもしれません。

ということは、短期的には、円高でも、中長期では、円安の流れになるのでしょうか。そうなってくれると、嬉しいのですが・・・どうなるのか分かりません。

今の日本では、輸出産業の割合が高く、円高よりも、円安の為替相場になったほうが、全体の元気がよくなるようです。

宝石・貴金属もいまや、国内需要より、海外での需要が高く、ほぼ輸出産業に近い商売になっているので、為替動向(円高)の影響をまともに受けています。

理想は、円高になっても、円安になっても、柔軟に対応できるのが一番いいのですが・・・。そうカンタンではないですね。

いずれにせよ、外部環境は変化するのが当たり前なので、それに対応して、自分たちも変化していけるか否かが大事なのだと思います。

また明日からがんばります。