感覚

今日は、お店にある植物達を、お店の外に出して、日光浴させました。


太陽に光と、朝の空気を吸って、元気になったようです。




さて、今日は、「Pm」という刻印が入ったネックレスチェーンの査定依頼がありました。


「古いものなのですが、買取できますか?」ということで、商品を拝見させていただきましたが、チェーンの留め金の部分に「Pm」という刻印が入っているだけで、品位(プラチナ900や850)の表示がありませんでした。


通常、一昔前に作られた「Pm」のみの刻印の商品の場合、プラチナ800か850であることが多いため、今回も、そのくらいの品位のものかな〜と思い、それくらいの品位のプラチナ製品として、査定させていただこうとしました。


ただ、見た目に比べて何となく軽いな〜と違和感を感じましたので、比重計で測定したところ、なんと測定不能との結果になりました。


そして、ある方法で、検査してみると、プラチナでない可能性が高いことが判明。


お客様には、そのことを告げ、丁重にお断りさせていただきました。


査定・買取をさせていただく中では、色々な商品がありますが、まず初めに感じた感覚的なものを大事にすることが大切です。


見た感じ、触った感じ、そのものの持つ雰囲気・空気。


そして、その次の段階として、その感じた感覚が正しいものなのかどうかを、ルーペや、その他の機材を使って検証していくわけです。


その道の達人によると、機材すら使わず、感覚だけで、金額を出せる人もいます。


私自信、まだまだ学ぶべきことは多くありますので、日々勉強の気持ちで、精進していきたいと思います。