選択@マルタ

Tetsuro2007-11-08

昨日のマーチンさんとの打ち合わせは、有意義な時間となりました。

彼は、もともとアパレル関係のお店をマルタで2店舗展開していたのだが、今はそれを他人に任せ、日本車の輸入専門でビジネスをしている人です。

もともとは、自分用の車を日本から個人輸入して、それを町で乗っていると、友達から自分のも買ってくれと頼まれることが多くなり、ビジネスにしたのだそうです。

2002年ころに、新聞に広告を載せたところ、電話がかなりかかってきて、大変だったそうです。

今は、一時期のピークを乗り越えて、月に10〜20台前後の車を輸入して、個人売りと業者売りをしているそうです。

規模的にも、輸入ビジネスの経験値的にも、こちらのパートナーとしては申し分のない方だったので、とても幸運な出会いでした。

ただ、問題があり、基本的にマルタはとても狭い国なので、それぞれとうまく取引していく形態を良しとしないような慣習があるようなのです・・・つまり、Aさんと一緒にビジネスをするのであれば、Bさんとの取引は諦めなければならないのが普通みたいです。

私としては、以前にブログに書いたエリックさんとも、いい関係を築きたいし、今回のマーチンさんとも取引をしたいのですが、どうなんでしょう・・・。

まあ、いずれにせよ、それぞれに黙ってだましだまし仕事をしていくのは、個人的にもあり得ないので、しっかりと話をしてみて、決めたいと思います。

相手から受けるより多くのサービスを与え、何ほどかの余剰を相手に残そう、という心構えが大切である。
松翁論語より