社長の仕事

福岡市中央区今泉にお店を構えて、ちょうど3年になろうとしています。


これまでただ、一生懸命に、必死でサービス向上に努め、仕事の量をこなし、ほとんど休まずに走ってきました。


その結果、ありがたいことに多くのお客様に恵まれ、喜びの声をいただき、会社の業績も順調に成長してまいりました。


ただ一方で、質の向上のために、意図して仕事の量を多くしてきたこともあり、そのことで、失ったことも多いのが現実です。


それは、一人ひとりのお客様と、じっくりと向き合い、「今ここ」に集中せずに、先を急ぎすぎて、あるべきサービスの質が提供できていないこともありました。


また、急ぐことで、増え続ける仕事に、スタッフの育成が追いつかない、スタッフへの仕事の負荷が多すぎることもあったように思います。(意図的にそのようにしていたこともありますが。)


ちょっと立ち止まってみると、今まで見えなかった問題が見えてきました。


目指すべきところが、規模の拡大であれば、このまま突っ走ればいいのかもしれませんが、フィールソーグッドが目指すべきは、規模ではなく「小さくても光るものがある強い会社」です。


というわけで、最近は、少しスピードを落として、原点に立ち返り、さらに良い会社となるように、さまざまな改善を行っている最中です。


また8月くらいから、徐々にスピードを上げていけるように、しっかりと体制などを整えて、備えたいと思います。


色々と考える上で、私の経営のバイブルとなっているのが、成功と継続「社長の仕事」という本です。


「社長の仕事」は、会社を一時的な成功へ導くことではない。

会社を「永続させる」ために必要な「すべて」のことをすることだ。それは簡単ではない。

本書は、その難しさと正面から向き合う、覚悟のある社長のために書いた。(帯に書かれている著者挨拶より)


何事も大切なのは、覚悟ですね。