才能のかけ算
何か1つの人より秀でた才能に磨きをかけて、人生を歩んでいければ、素晴らしいのでしょうが、一握りの天才を除いて、そう簡単にいかないのが現実だと思います。
野球やサッカーが得意で、それに磨きをかけても、プロとして食べていけるのは、ごくわずかな人です。
そこで、我々のような凡人が、この世の中をどう生き抜いていくかを考えたとき、1つの才能で勝負するのではなく、才能の掛け算で勝負するという考え方も1つかなと思います。
例えば、自分のもっとも得意なスキル(才能)が「サッカー」で、次に得意なスキル(才能)が「中国語を話せること」であれば、
サッカー×中国語=中国国内リーグでプレーして活躍する
ということも可能かもしれません。競争の激しい国内のリーグで戦うのではなく、自分の才能を掛け合わせて、中国で戦うという選択です。
また、例えば、
料理が上手×文章を書くのが得意×タイ人=タイ料理の本を執筆
ということも可能かもしれません。ただ、料理が上手な人は世の中に五万といますが、さらに、文章を書ける、タイ人となると、もう数えるほどしかいなくなり、それだけで、競争優位性が働きます。
実際に私も、起業する時には、このような考えをもとに、宝石×インターネット(+英語)という組み合わせを考えて、実際に行動しました。
(まあ、最後の+英語は、今のところ、あまり+になっていませんが・・・。)
20代では、転職を3回経験して、全てのスキル・才能が中途半端な気がして、落ち込んだ時もありましたが、結果的には、それらの経験の組み合わせで今があるわけなので、本当に人生に無駄なことはないんだな〜と思います。
仕事人としても、家庭人としても、まだまだこれからですが、これからもチャレンジする気持ちを忘れずに、人生を楽しんでいきます。では、今日はこのへんで。