目標について

ナポレオン・ヒル博士の「思考は現実化する」のパクリではないですが、大体「思ったこと」は実現すると思います。


ただ、「思う」だけでは、ただの妄想ですが、思って、行動して、思い続けて、行動し続けて・・・ということを繰り返していくと、その過程には色々あっても、結局は、思ったことを成し遂げることができると思います。


思うこと→目標を立てる→行動する→挫折→あきらめない→行動する→→→実現


というわけで、まずは「思うこと」が大切だと思います。


そして、その次にその思いにそった目標を立てるわけですが、ここが、とても大切なポイントだと思います。


例えば、会社で目標を作るとき、「年間粗利益1億円!」という目標を掲げて頑張るのと、「リピーター(お得意様)を100人増やす!」という目標を掲げた場合、どちらの方が効果的でしょうか。


個人的な意見ですが、後者の目標をもって、努力したほうがいいのではと思っています。


なぜかと言うと、目標を売上や利益においてしまった場合、その目標を達成するために、何が何でも頑張るわけですから、その過程で商売の基本である「お客さま視点」というものを二の次にした、商売をやってしまうリスクが非常に高いと思っています。


不祥事で新聞に登場する多くの企業が、この罠に陥ってしまっているのではないでしょうか。


逆に、「お得意様を100人増やす」という目標の場合、お客様にまたご来店いただくためには、お客様の期待を超えるサービスを提供する必要があるわけですから、必然的にサービスの質を高める方向に、会社が動き、その結果、最終的に、お客様を喜ばせた分に応じた、「利益」というものが会社に残るという、理想的な流れができるのだと思います。


もちろん、短期的には、売上至上主義で、ガンガンやったほうが、結果は出やすいのでしょうが、長期的に考えた場合には、絶対に後者の目標で頑張った会社のほうが、生き残ることになると思います。


老舗大国日本の、老舗と呼ばれる企業の多くは、目の前の利益よりも、一番、家業・商売の存続、永続に神経を使うと聞いたことがあります。


フィールソーグッドは、まだ4年目の小さなベンチャー企業ですが、そのような老舗精神を取り入れて、しっかりと地に足のついた商売を続けていきたいと思っています。


今日は、前職の仲間達と、軽めの忘年会で、博多駅前に行きます。


お店は、明日まで営業いたします。では。