人と自然が共存する世界

普段は、やるべきことや、やりたいこと、目標に向かって突き進んでいると、つい大きな視点、長い視点で物事を考えることを忘れがちです。

例えば、最近でこそ環境問題、温暖化の問題がメディアで取り上げられることが多くなりましたが、この問題ってもうすでに来るところまできてしまっているような気がしています。

世界中がアメリカを中心とした資本主義の名のもとに、成長し続けなければいけないような流れになっていますが、その先に何が待っているでしょうか。

結局、このまま進んで、地球が壊れれば、ドルや円、ユーロなどの貨幣はおろか、金も石油もほとんど意味を持たなくなってしまうことは、みんな気づいているはずなのに、止まることができないって確実に変です。

今、世界を動かしている偉い人達は、自分達が生きている間だけ何とか持ってくれればいいと思っているのでしょうか。

最近は、特に中国の問題を、マスコミをはじめ色々なところ耳にする機会が増えました。
農薬の問題や、公害の問題など、ほとんど日本が20年前に経験したものばかりです。
日本の場合には、その規模が小さく世界的な環境に対するインパクトはそれほど大きくなかったかと思いますが、中国・インドがこの先このまま走り続けるとしたら、かなりの確率で、地球が壊れてしまうことでしょう。

それでは、そうならないために今の自分にできることは何か?

これを一人ひとりが真剣に考えるときが来ていると思います。

私は、まずはそのことに興味を持ち、小さなことからでも始めることが大事だと思っています。
例えば、目の前のゴミを極力拾ったり、食事の取り方を量から質に転換したり、持たない生活を心がけたりとできることは無限にあります。

確かに今の大きな流れの中では、もはや無駄なことかもしれません。
それでも、この先、生まれてくる子供達のためにも、地球と仲直りするために、できることから始めることがすごく大切だと思っています。

人と自然が共存する世界をつくるために、できることから始めます。