マルタ商談第2弾

Tetsuro2007-10-26

二日目は、朝9時からトニーさんとマルタの中古車販売店巡りでした。

予定では、今日は店の様子を外から眺めるだけの予定だったので、ジーパンにTシャツ姿で意気揚々と繰り出しました。

しかし、実際に店につくと、せっかくだから話を聞いてみたくなり、結局7社の会社の社長さん、責任者の方とお話をすることになり、またもやパワーイングリッシュ(単語の連発)で色々と話をしてきました。

個人でやっているような小さな会社から、従業員が何十人もいるような大きな会社まで様々でしたが、おかげで大体のマルタ中古車事情を把握することができました。

マルタは人口40万人程度なのですが、車の普及率は60%を超えていて、町中が車だらけです。
それに応じて、中古車販売業者の数も増えて、今は市場が飽和状態に近い状況だということが分かりました。
そのような状況なので、残念ながら、日本から輸出してマルタの業者に販売しても、利幅がかなり少なく、厳しいということが分かりました。

なので、残された道は、マルタの一般消費者へ直接車を販売する方法しかないようです。
直接エンドユーザーへ販売できれば、1台当たりの利幅が大きいので、商売として成り立つ可能性が高いのです。
ただし、輸入手続きの部分でまだ不透明感が残り、いきなり輸入をすることは難しいので、この部分を来週中に調べて、可能性を探りたいと思います。

あとは、こちらはマルタ中古車輸入協会という組織があり、その組織が中古車輸入をしきっているようです。
他の中古車業者は日本車を輸入したければ、この組織に頭を下げる必要があるようで、何となく嫌な印象を受けました。

少し作戦、戦略などを練り直す必要がありそうですが、せっかく遠いところまで、来たので、納得のいくまで調べて、やりきって日本に戻りたいと思います。

11月16日までのロングステイなので、車以外にも積極的に町にでて、色々調べたいと思います。