東京から人が・・・

東京から人が流れ出ているようです。

外資系の企業を中心とした外国人の反応はとても敏感で、ほとんどの企業がスタッフを自国に戻すか、一時的に関西圏に避難していると聞きました。

普段は御徒町で活動しているインド人のダイヤモンド商人も、ほとんどが関西圏に避難しています。

また、日本人でも、田舎に帰る場所がある人は、東京を離れ、田舎に退避する方が多いようです。

毎日、大変込み合う東京の地下鉄も、夜の8時にはガラガラで、ほとんど人がいないと、友人が驚いていました。

時代の流れとしては、中国やインドの台頭で、食料物価が高騰し、その影響で、日本(東京)の物価も上昇し、東京で暮らすことが、とても大変になるのではないかと感じていました。

そこで日本人の多くは、東京に残り、より一生懸命働き、稼ぎ、生きていくという選択肢と、東京を離れ、地方で生活の規模を縮小し、田舎で自給自足に近い生活を送るという選択肢のいずれかを選ばなくてはいけない状況に近い将来なるのかな〜と思っていました。

ただ、今回のように、震災の影響で、水・食料の不安が高まり、半ば強制的に、東京で暮らすのか否かの判断を迫られ、困惑している方がとても多いのではないかと思います。

何も起きない日常の生活では、なかなかそのようなことを考える機会がないため、心の準備、その他の準備ができていない方のほうが大半だと思いますが、これを機に、自分自身と向き合い、どこで、誰と、どのようにして暮らしていくのか、しっかりと考えてみる必要がありそうです。

一度限りの人生、悔いのないよう、考え、行動することを心がけたいものです。