不動産の競売物件が4割増し

住宅ローンの支払いが滞り、競売にかけられる不動産(マンション)が、昨年より4割増しというニュースを見ました。


国庫や、銀行などの金融機関の言われるがままに、「ゆとり返済」の住宅ローンで、家を購入してしまったケースが多いです。


金融機関は、本音としては、金利変動のリスクをとりたくないので、そのリスクを購入者へ転嫁するために、考え出した商品(ゆとり返済ローン)です。


「頭金ゼロ、家賃並みの返済額で住宅が買える」という売り文句で、返済能力の低い方にも、家を購入させた結果が、5年〜10年後の今というわけです。


なんか、プチサブプライムローン問題みたいです。


このような商品を売り出した金融機関を、擁護するつもりはありませんが、一生の中でも、1〜2を争う大きな買い物である、不動産というものを、もっとよく勉強する前に、購入した方がこんなにも多くいるということにも驚きます。


宝石・ジュエリーも、お客様に話を聞けば聞くほど、たくさんの方が、本来の価値とはかけ離れた価格で、購入しています。


宝石は生活必需品ではなく、夢や憧れを売るような側面もあるために、一概に高いことがだめだとは思わないのですが、それでも、購入前にもう少し勉強すれば、同じ価格で、もっといいものが買えるのにな〜と感じることがしばしばです。


インターネットで、ある程度の知識と、相場を確認して、実際にお店を回ってみると、色々な発見があると思います。


がんばって働いて得た大切なお金を使うわけですから、それに見合うだけの価値のものを手に入れるために、少しの時間と労力を投資されることをお薦めいたします。


今日は、雨が降ったり止んだりの空模様です。


今年も残り3週間となりましたので、後悔のないように、最後まで走り抜けたいと思います。それでは。